女James Brown ?(蒲野)

昨日は、タイロン橋本さんのコンサートを観に多度津町民会館へ行って来ました。

タイロン橋本さんは、ああ見えて(失礼)純粋な日本人なのですが、AORシンガーとしてデビューした頃、ちょっとしたプロモーション上の理由から「あやしい日系人的」な打ち出しをする事になって、以来そのままで通しているそうです。

伸びのある大きな声はとてもブルージーで心地よく、ギター一本とヤヒロトモヒロさんの多国籍感のあるパーカッションとあいまって聴き応えがありました。

ところで、今回タイロン橋本さんのステージは前半の30分程度で、実はメインはシアトルの「Total Experience Gospel Choir」のステージだったのですが、これが、またすごい。

ドラム・ピアノ・タンバリンを含む総勢二十名位のゴスペル合唱団ですが、迫力はあるし、体を揺らしながら、時には踊りながら歌う姿は楽しいし、ソロでは耳が痛くなるほどのハイトーン・・・

メインのシンガーはもう随分なお婆ちゃんで、僕の聞き取りが間違っていなければドラマーは「お孫さん」だとか。アメリカ先住民の長老婦人のような威厳があり、それほど太いわけではないのにローからハイまで実にスムーズに声が出る。しかも日本の歌手なら振り絞るようにして歌う所、ラクラク歌いこなしている感じ。

このお婆ちゃんがなかなかお茶目で、アンコールで「Over The Rainbow」をピアノ伴奏だけで歌ったのですが、クライマックスの歌い上げの直前・・・最前列の観客がウチワを持っているのを見つけると「暑いから貸せ」といって取り上げて(というより客の方が提供した)扇いだり、目の合った観客に手を振ったり・・・で、ひとしきり笑わせてから最高級のハイノートで締める!

これでバタッと倒れて死んだふりしたら「James Brown」じゃないか!(笑)

こんな(と違っては失礼ですが)小さなゴスペル合唱団の中に、フィービ・スノウ、ダイアナ・ロス、ジェームス・ブラウン級の歌手がゴロゴロ居るアメリカの層の厚さにビックリしました。

120516gospel


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